「プログラミングスクールってオンラインと通学型のどっちが良いの?」
「どっちでも良いって聞くけど、自分に合っているかがわからない」
「オンラインと通学型で就職や転職が難しくなるんじゃないの?」
こんな疑問を抱いていないでしょうか? 実はこれら、かつて僕が悩んでいたことです。
プログラミングスクールに通おうと思ったのはいいものの、オンラインと通学型のどっちを選べばいいのか、わからない状態でした。
オンラインと通学型には、どちらにもメリットとデメリットがあります。どちらかが優れているなんてことはありません。両方を知ることで、自分に最も合った方法でプログラミングを学べるようになります。
この記事では、オンライン型と通学型はどっちが良いの? という視点から、プログラミングスクールのメリットとデメリットについて解説します。
何が違う?通学型とオンライン型のプログラミングスクールの違い

自宅で学ぶか教室で学ぶか
まず、通学型とオンライン型の最も大きな違いは、どこで学ぶかです。通学型は決まった教室で講師や他の受講生と対面で学習し、オンライン型は自宅など好きな場所でパソコンを使って受講します。スクールの中には通学型とオンライン型のハイブリッドもありますが、基本的には2つのどちらかです。
そのため、通学型のスクールで学習したい場合は、通えるところに教室があるかどうかから探すことになります。
質問や相談をしやすいかどうか
学習していると、わからない部分がどうしてもでてきます。そのような場合、質問や相談がしやすいかは、スクール選びで大切な要素になってきます。
その点、通学型は講師にその場で直接質問できて、すぐに回答を得られる環境です。学習の面では、効率的に進められます。
一方のオンライン型は、チャットや予約制の面談が中心。リアルタイムの質問対応には、制限がある場合がほとんどです。どうしてもタイムラグが生じてしまうので、思うように学習できない可能性があります。
仲間と切磋琢磨できるかどうか
通学型では、複数の人と同じ教室で学ぶ場合がほとんどです。そのため、同期の受講生と直接交流し励まし合える環境があります。
らいち学習塾をイメージするとわかりやすいかもしれません
一方、オンライン型は基本的にひとりでの学習です。他の受講生との交流機会は、イベントでも無い限りほとんどありません。孤独に黙々と学習をしていきます。
周囲に仲間がいた方がやる気が出る人もいれば、ひとりの方がやる気が出る人もいると思います。 個人の性質によって変わるので、自分がどんな状況だと学習に取り組みやすいのかを把握してから選ぶ方法が、オススメです。
キャリアサポートが充実しているかどうか
プログラミングスクールで学習したいと考えている方の中には、キャリアサポートに期待している方もいるかと思います。結論から言えば、サポートを受けたいのなら通学型がオススメです。
通学型は、対面での面接練習や企業紹介などきめ細かいサポートが受けられることが多く、これからエンジニアになろうという方にとって、心強い味方になってくれます。



右も左もわからない状態で就職・転職活動をするより、遙かに安心です
一方のオンライン型は、オンライン面談や求人紹介が中心となる傾向があります。対面での形式ではないため、サポートの面ではどうしても通学型より限定的になってしまいます。どのようなサポートを受けられるのかは、なるべく確認しておきたいポイントです。
【通学型】プログラミングスクールの5つのメリット


挫折しにくい学習環境で学べる
通学型のスクールは、講師や同期生が身近にいるため、学習へのモチベーションを維持しやすいメリットがあります。



刺激になる環境が整っているとも言えますね
講師がすぐ近くにいてくれるので、わからないことがあってもすぐに相談できます。独学の場合、解決策を探さなくてはいけず、思うように進まないと挫折する可能性すらあります。
ですが、通学型のスクールならすぐに解決可能です。挫折するリスクを大幅に減らせます。
プログラミングを体系的に学べる
通学型のスクールでは生徒が学習しやすいようにカリキュラムが構造化されており、基礎から応用まで段階的に学習できます。



初心者が躓きやすい部分もカバーしてくれるので、ひとつひとつ段階を踏んで成長していけますよ
マンツーマンのスクールなら講師が進度を管理してくれる場合もあり、知識の抜け漏れなく効率的にスキルを身につけられるのも、通学型のメリットです。
効率的に実践に活かせるスキルを習得できる
通学型のスクールでは、現役エンジニアの講師から実務で使われる技術や開発手法を直接学べます。



講師によっては、授業の中でポロッと最新の情報を聞ける場合もありますよ
また、通学型はチーム開発の経験が積めるのも魅力です。エンジニアはチームで動く場合がほとんど。スクールで経験しておいて損はありません。
就職後、すぐに活躍できる実践的なスキルを効率よく習得可能な点も、通学型ならではのメリットです。
就職・転職サポートが充実している
通学型のスクールは教室を構えているので、専任のキャリアアドバイザーが在中しているところが多くあります。その場合、
- 個別面談
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 模擬面接
- 企業紹介
こうした就職・転職に必要なサポートが手厚く受けられます。カリキュラムが修了すれば終わり、ではありません。
就職・転職まで見据えたサポート体制が構築されているのは、通学型を利用する大きなメリットです。
モチベーションを維持しやすい
通学型は、同じ教室で同じ目標を持つ仲間と一緒に学習するスタイルです。お互い顔と名前しか知らない間柄だったとしても、同じキャリアを目指す存在として、大きな刺激になります。
さらに講師からの励ましをもらえれば自分の成長も感じられるので、よりモチベーションを高く維持できます。
プログラミングの学習で最も強敵なのは、モチベーションです。通学型ではそうしたモチベーションを維持しやすい環境が整っているため、挫折せずに学習を続けられます。
【通学型】プログラミングスクールの4つのデメリット


受講料が高い
通学型は、オンライン型と比べてどうしても受講料が高くなりがちです。教室の維持費や講師の人件費などが上乗せされるため、費用面での負担は大きくなります。



スクールによって分割払いや補助金、学費ローンなど様々な支払い方法が提供されていますが、負担面では変わりません
なるべく費用を抑えて学習したい場合、通学型の受講料の高さは大きなネックになります。
カリキュラムが決まっている
通学型は、スクール側で決められたカリキュラムに沿って授業が進みます。中学や高校の授業をイメージするとわかりやすいかと思います。
そのため、個人の興味や学習ペースに合わせた柔軟な学習はできません。もしカリキュラム以外で興味のある分野を学びたい場合は、授業以外の時間を使って自分で学習する必要があります。
複数人の生徒に教えるため仕方ないことではありますが、学習の自由度に関してはあまりないのが通学型のスクールです。
時間の制約がある
通学型は特定の教室で学ぶため、授業時間や通学時間が決まっています。時間になったら指定の教室まで足を運んで、学習します。仕事や家庭の都合と調整が必要です。
こうした点から忙しい社会人には時間のやりくりが難しく、継続しての学習が難しくなる可能性があります。異動や転勤で通えなくなる可能性も考えられます。



仕事でイレギュラーが発生しやすい社会人の方にとっては、通学面でやや難しいかもしれません
スクールの質にばらつきがある
通学型に限った話ではありませんが、どうしても以下の点はばらつきがあります。
- 講師の指導力
- 教材の質
- 就職・転職サポート
スクールが何に力を入れているかによっても変わるので、体験授業や口コミなどを通して実際はどうなのかを調べておくと安心です。
通学型は受講料が高いからこそ、自分に合ったスクールかどうかは重要なポイントになります。ミスマッチを起こさないよう、入学前の事前調査が大切です。
【オンライン】プログラミングスクールの3つのメリット


好きな時間と場所で学習できる
オンライン型のスクールは、通学型と違ってどこかに通う必要がありません。インターネット環境があればいつでもどこでも学習できます。



極端な話、スマホさえあればOKです
電波の繋がる場所であれば、通勤時間や休憩時間など隙間時間も有効活用できます。仕事や家庭と両立しながら、効率的に学習を進められます。
自分のペースで学習できる
オンライン型のスクールは、自分の理解度に応じて学習速度を調整できます。カリキュラムは組まれていますが、通学型のように調整ができないわけではないため、苦手な分野は時間をかけて、得意な分野は素早く進めるといった学習が可能です。
個人の能力や都合に合わせて、臨機応変に学んでいけます。学校の勉強方法が合わなかった方や、決まった時間を確保しにくい方にとっては、オンライン型の方が学習しやすいと言えます。
通学型と比べて費用が控え目
オンライン型のスクールは、通学型と比べて受講料が控え目です。というのも、
- 諸経費
- 教室の維持費
- 管理する人件費
こうしたスクール運営に必要な諸々の費用がかかりません。そのため、より安い費用でのサービス提供が可能になっています。
通学型と比較して、コストパフォーマンスに優れているのがオンライン型のスクールです。
【オンライン】プログラミングスクールの3つのデメリット


モチベーションを維持しにくい
オンライン型のスクールは、ほとんどの場合ひとりでの学習が中心です。通学型のように講師が近くにいないため、わからないことがあってもすぐに解決できません。



スムーズな学習はどうしても難しくなります
また、同期生との交流もほとんどありません。刺激し合える環境がなく、基本的に黙々と学習していくスタイルです。人によっては、学習へのモチベーション維持が困難になる可能性があります。
すぐに疑問を解決できない可能性ある
オンライン型のスクールは、質問はチャットやメールが中心です。通学型のようにリアルタイムのやり取りはできません。
タイミングによっては講師からの回答までに時間がかかる場合があり、学習する時間はあるのに先に進めないなんてことも起こり得ます。
学習をスムーズにできない可能性がある点は、オフライン型で学ぶにあたって気を付けたいポイントです。
人脈を築けない
オンライン型のスクールはひとりで学習するスタイルなので、同期生や講師と直接交流できる機会がほとんどありません。人脈形成が難しい環境です。
エンジニアに限らず、人脈はビジネスにおいて大切なものの1つ。フリーランスとして独立すると、人脈で仕事をいただくこともあります。同期や講師と人脈を形成できていれば、そうした際に役に立ってくれます。
ですが、オンライン型ではそうした人脈を築きにくいです。将来的にフリーランスを目指しているのであれば、交流機会の有無に関しては確認しておくことをオススメします。
失敗しない!プログラミングスクール選びの3ステップ


Step1.プログラミングスクールに通う目的を明確にする
まず、「なぜプログラミングスクールに通うのか」を自分の中で明確にしておいてください。例えば、
- 就職・転職のため
- 知識・技術を身につけるため
- キャリアのため
- 趣味のため
- 副業のため
このような形で目的があると、習得したいプログラミング言語やスキルレベルまで決められるようになります。



AIや機械学習について学びたいからPythonを習得しよう、といった形です
スクールによって得意不得意があるので、まずは目的を明確にして合致するスクールかどうかを判断しましょう。
Step2.希望する学習スタイル(通学・オンライン)を検討する
スクールに通う目的が決まったら、次に学習スタイルを決めます。今回解説している通学型かオンライン型かです。ハイブリッド型もありますが、都市部にしかない場合も多いので、教室の場所は必ずチェックしてください。
この際、
- ライフスタイル
- 学習ペース
- 予算
- モチベーション維持
といった要素を総合的に考慮すると、スクールを選びやすくなります。自分に最適な学習スタイルを選択して、効率的に学べる環境を整えましょう。
Step3.無料カウンセリングや体験レッスンを活用する
学びたいスクールの目星がついたら、入学前に無料カウンセリングや体験レッスンを受けます。実際に体験することで、肌感覚で講師の質やカリキュラム内容、サポート体制がわかるためです。



できるだけ比較したいので、3校くらい受けておくことをオススメします
それぞれ良かった点と気になった点をメモしておき、どのスクールに入学するのか比較検討すると、自分に合ったスクールを選びやすくなります
社会人がプログラミングスクールを選ぶ3つのポイント


生活スタイルに合っているかを確認する
社会人になると、プライベートよりも仕事を優先する機会が増えていきます。仕事によっては残業などで不適な勤務時間になるところもあるでしょう。
そうした場合に備えて、通いたいスクールが自分の生活スタイルに合っているかどうかは必ず確認しておきたいポイントです。
仕事の時間帯や家庭の事情、通勤時間などを考慮して、無理なく継続できる学習スケジュールが組めるスクールを選びましょう。学習と生活のバランスを保ちやすくなり、高いモチベーションで学習できるようになります。
目的に合った学習内容・コースかどうかを確認する
当然ですが、学習内容やコースはスクールによって異なります。そのためスクールを選ぶ際は、自分の目的に合った学習内容・コースがあるかも確認しておきたいポイントです。
ほとんどのスクールでは、公式HPにカリキュラムの内容が記載されています。気になるスクールがあれば確認しておき、わからない点があればメールなどで問い合わせてみてください。
キャリアチェンジやスキルアップ、副業などスクールに通う目標は人それぞれ違います。自分の希望を叶えられるかどうかは学習内容に大きく影響されるため、事前確認は大切です。
料金体系とサポート体制を確認する
通学型・オンライン型問わず、スクールは高額です。いくらオンライン型が費用が控え目とはいっても、決して安くはない金額です。だからこそ、料金体系は必ず確認しておきましょう。例えば、
- 受講料の支払い方法
- 分割払いの可否
- 学費ローンの有無
- 補助金・給付金の有無
経済産業省「リスキリングを通じだキャリアアップ支援事業」や厚生労働省「教育訓練給付金」を使用できるスクールでは、最大で70%オフで受講できるところもあります。65万円の受講料なら、13万円で受講でき、非常にお得です。
併せて、サポート体制も大切です。例えば、
- 就職・転職保証の有無
- 卒業後のサポート継続期間
このようなサポートがあると、就職や転職も安心して臨めます。ポートフォリオの添削など、今まで経験のない方にとっては心強いサポートです。



卒業後も見据えて、どのようなサポートが自分に最適なのかを見極めましょう!
なお、プログラミングスクールの選び方については、まだまだ気にするべきポイントが多くあります。以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ確認してください。
プログラミングスクールが向いている人


学習の目的が明確な人
スクールは受講料が高く、時間的制約も大きい学習方法です。後悔しないためには、なぜ学習するのかという目的が明確かどうかが大切になってきます。例えば、
- エンジニアとして就職・転職したい
- 副業で収入を獲得したい
- 特定のアプリを開発したい
このような具体的な目的があると、学んだ知識や技術を活かしやすくなります。数ヶ月以上にわたって学ぶため、目標が明確なほど、モチベーションも維持しやすいでしょう。
学習時間を確保できる人
通学型・オフライン型のどちらも、学習するにはある程度の時間が必要です。そのためには、仕事やプライベートの都合を調整していかなくてはなりません。
週に一定時間以上の学習時間を積極的に確保でき、課題や予習復習に取り組める方ほど、スクールでの受講に向いています。



スクールの学習を考えた場合は、まず学習時間を作れるかどうか、スケジュール帳を見ながら考えてみるのがオススメです
一緒に学ぶ仲間を作りたい人
通学型のスクールは、一緒に学ぶ仲間を作りやすい環境です。これまで独学で挑戦したものの挫折してしまった方は、良い刺激になります。切磋琢磨し合いながら学習できる環境は、想像以上に良いものです。
また、エンジニアはチームで作業する場合が多くあります。そうした場合に対応できるよう、グループワークやチーム開発を体験できると、実践的なスキルを身につけられます。
一緒に学ぶ仲間を作れる環境はスクールだからこその魅力ですので、ひとりで学習できるか不安な方はスクールも検討してみましょう。
エンジニアに本気で転職したい人やWeb制作フリーランスになりたい人
IT業界への転職やWeb制作フリーランスを目指している方は、プログラミングスクールに向いています。単なるプログラミングスキルの習得だけでなく、就職活動やフリーランスのサポートも含めて総合的なサポートを受けられるからです。
書籍や学習サイトなどを使った独学では、就職・転職はどうしても自分でやらなければいけません。未経験からエンジニアやフリーランスを目指す方の場合、ポートフォリオの作り方など、わからない部分が多いでしょう。
ですが、スクールならポートフォリオの作り方も含めて、総合的にサポートしてくれます。エンジニアへの転職やフリーランスになりたいと考えている方にとって、心強い味方になってくれるでしょう。
プログラミングスクールでエンジニア・フリーランスのキャリアをスタートさせよう!


プログラミングスクールは通学型・オンライン型の2つがありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
スクールで学習してエンジニアへの転職やWeb制作フリーランスを目指したいという方は、今回紹介したメリット・デメリットを参考に、ぜひ自分に合ったスクールを見つけてください。





