なぜこの記事を執筆しようと思ったのか
「Webデザイナーとして独立したいけど、どんなツールが役に立つの?」と気になっている方は多いでしょう。
デザインツールはさまざまな種類がありますが、金額が高くオーバースペックだったり、無料で使える機能が少なすぎたりとピンキリです。
私は実際に最初の方に高い金額のツールを使用し、オーバースペックで無駄な出費をしてしまった経験があります。
そこで今回は、Webデザインツールの選び方と目的別におすすめのデザインツールを紹介します。
Webデザインツールの選び方

これから独立を目指すのであれば、スキルや利用頻度に最適なWebデザインツール選びが求められます。
数あるWebデザインツールからご自身に適したものを選ぶためには、2つのポイントを押さえましょう。
無料版を使うか有料版を使うか
一口にWebデザインツールといっても、「無料」「買い切り」「サブスクリプション」などさまざまな料金形態があります。
本格的にWeb制作フリーランスとして独立したり収入を増やしたりしたいのであれば、「買い切り」「サブスクリプション」など有料版がおすすめです。
まずはWebデザイナーとして簡単なスキルを身につけたい・興味がある程度であれば、無料版やサブスクリプションの無料トライアルを有効活用してみてください。
スキルに見合った必要な機能が搭載されているかどうか
Webデザインツールに搭載されている機能は、グラフィックデザイン・画像生成AIツール・UIデザインツール・WEBデザインと種類が多くあります。
また、対象者も初心者〜上級者までさまざまあるため、自分のレベルを把握することも大切です。
「買ったものの使いこなせなかった」とならないように、必要な機能とスキルレベルに合ったものを探してみてください。
無料で使えるWebデザインツール5選

「Webデザイナーとして独立したい」「Webデザインの副業で収入がほしい」人におすすめな無料Webデザインツールを5つ紹介します。
画像加工ができるGIMP
GIMPは、無料で画像加工ができるWebデザインツールです。
レイヤー・切り抜き・サイズ変更・加工や合成などの機能が搭載されており、初心者でも使いやすいシンプルな仕様になっています。
上級者向けですがプラグインを用いた編集も可能です。
有料で提供されているAdobeのPhotoshopと比較すると、性能に劣るため、まずは無料で試したい人におすすめです。
アイコンやロゴ作成ができるInkscape
Inkscapeは、無料でデザインの編集ができるWebデザインツールです。
図形の操作・編集・レイヤーなどアイコンやロゴを作るために必要な最低限の機能が搭載されており、基礎的なデザインをしたい人に向いています。
さらに、初心者向けのチュートリアルも用意されているため、ゼロから学んでスキルアップを目指す人にもおすすめです。
テンプレートで多種多様なWebデザインができるCanva
Canavaは、テンプレートを使って編集ができるWebデザインツールです。
インスタグラムのストーリー・YouTubeのサムネイル・ブログのアイキャッチ画像・ホームページ・ロゴなどを手軽に作れます。
有料で提供されているAdobeのPhotoshopやIllustratorと比較すると、性能に劣るため、まずは無料で試したい人におすすめです。
1日150枚まで画像生成ができるLeonarrdo.Ai
Leonarrdo.Aiは、無料で画像生成AIが使えるWebデザインツールです。
厳密には有料版と無料版がありますが、無料版でも1日150枚まで画像生成ができるため、初心者であれば十分といえるでしょう。
ただし、基本的には人物やキャラクターがメインになるため、ほかのデザインの画像生成を希望するのであれば、使いづらい可能性があります。
AIがWebデザインの配色を提案するAdobe Color
Adobe Colorは、無料で配色提案してもらえるWebデザインツールです。
配色ジェネレーターと呼ばれるAI機能を搭載しており、数多くの有料Webデザインツールを提供しているAdobeのサービスを無料で使えます。
メインカラーは決めたものの、その色に合ったものを選ぶのに悩んだときや、イメージに合った色に悩んだときにおすすめしてもらえて便利です。
有料で使えるWebデザインツール5選

「身につけたスキルを活かして独立して成功したい」「より高い収入を目指したい」人におすすめな有料Webデザインツールを5つ紹介します。
シェア率No1でハイレベルな画像編集ができるPhotoshop
Photoshopは、プロのWebデザイナーからも評判が良くて、世界的に最もシェア率の高いWebデザインツールです。
明るさやコントラストの調整・不要な部分の消去・合成・傾きの調整・文字挿入・エフェクト・アニメーション・グラフィックデザインなどが使えます。
月額料金2,728円(税込)〜のサブスクリプションのみで買い切りプランはありません。
オリジナル素材を作るのに重宝するIIIustrator
Illustratorは、Photoshopと同様にプロのWebデザイナーからの評判が良いWebデザインツールです。
図形や線の作成・図形や線の編集・テキストデザイン・イラスト作成など、アイコンやログ作りに使えます。
画像を編集するというよりはゼロからオリジナルの素材を作るときに活用してください。
月額料金2,728円(税込)〜のサブスクリプションのみで買い切りプランはありません。
好みのUIツールを作れるSketch
Sketchは、数百種類のプラグインから使いたいUIツールを作れるWebデザインツールです。
UIツールとは、ユーザーとデバイスが情報交換するときに表示される操作画面や操作方法をデザインするものです。
Windowsから利用する場合は、Lunacyと呼ばれるデザインツールにファイルをアップロードしなければならない点のみ注意が必要です。
年額99ドルのサブスクリプションのみで、買い切りプランはありません。
個人ブログからビジネス用コーディングまで対応したWix
Wixは、利用者のレベルに合わせてサイト作成プランが選べるWebデザインツールです。
趣味や個人のオンラインショップ開設のための小さなサイトから、コーディングの必要な複雑なビジネスサイトまで幅広く対応しています。
月額料金900円(税込)〜のサブスクリプションのみで、買い切りプランはありません。
まとめ

Webデザイナーとして独立を目指したり収入を増やすためには、基礎スキルを身につけたうえで複雑なWebデザインツールを操れるようになる必要があります。
Webデザインツールにはさまざまな種類があるため、まずは自分の目指す職種やスキルレベルに合わせて最適なものを見つけましょう!