なぜこの記事を執筆しようと思ったのか
フリーランスのWeb制作者として独立を決意する人は、年々増えてきています。
しかし、その分失敗してしまう人も多く、なかには挫折して諦めてしまう人もいるでしょう。
私は工数の見積もりが甘かったり、時給が原価を割ってしまったりなど数多くの失敗をしてきました。
そこで今回は、フリーランスのWeb制作者が陥りがちな失敗と、その回避方法を解説します。
フリーランスになったばかりでよくあるweb制作の失敗例
Web制作者のフリーランスとして独立した人も、最初から上手くいく人は多くありません。
しかし、失敗しがちな例を理解しておくと、万が一のことがあった際にも慌てずに対処できるでしょう。
ここでは、Web製作のフリーランスになったばかりの人が、やりがちな失敗例を6つ紹介します。
フリーランスになって1年目・2年目の人に多い失敗なので、当てはまる人はぜひ参考にしてみてください。
仕事がなかなか取れない
フリーランスになったばかりで一番よくあるのが、仕事がなかなか取れないことです。
フリーランス向けの求人サイトを見ていても、経験者やスキルを持った人材以外は採用していないところもあります。
仕事を探しやすいクラウドソーシングサイトもありますが、高単価な案件は非常に倍率が高いため、Web製作初心者では高単価案件の獲得は難しいでしょう。
納期に間に合わない
案件を確保できたのは良いものの、プロジェクト管理不足によって、納期が間に合わないことも初心者にはよくあります。
受けられるだけの案件を受注してしまうことや、どこまで案件が進められているのか把握できていないことが要因です。
納期の遅れは、クライアントの信頼を損ねることになるため、絶対に避けるべきといえます。
工数の見積もりが甘く低時給になってしまう
慣れていない案件だと工数の見積もりが甘かったり、どのくらいの工数か判断つきにくかったりすることがあります。
それにより、引き受けたはいいももの制作に莫大な時間がかかってしまい、底時給になってしまうことがあります。
そのため、自分のスキルだとどのくらまでできるのかを明確にしておきましょう！
安定した収入を確保できない
初心者のなかには、Web製作で安定した収入を確保できず、諦めてしまう方が多くいます。
最初から高単価の案件を獲得するのはまれで、継続した案件を獲得するのもはじめのうちは難しいでしょう。
安定した収入を確保するためには、ある程度の知識や経験を積むことが大切です。
最初のうちは低単価で稼げなくても、続けるうちに仕事の幅は広がっていきます。
一件の単価が非常に低い
Web製作業界のなかではよくあることですが、低単価な案件でも要求してくるレベルが高いことがあります。
初心者のうちは一件こなすのに時間もかかるため、時給換算すると悲しくなるような金額になることもあるでしょう。
案件の単価の低さは、自分の知識や経験などのスキルでカバーできます。
スキルを磨いていき、低単価の案件でも単価交渉で単価を上げていくことが重要です。
すべての管理を自分でやらなければならない
フリーランスでは、仕事に関する全てのことを自分で管理しなければなりません。
案件の応募やクライアント対応、さらには確定申告まで自分でやる必要があります。
仕事のスケジュール管理が苦手な人は、フリーランスとして稼ぐのが非常に厳しいのが現状です。
しかし最初のうちは慣れなくても、自分の力だけでこなしていくうちに、セルフマネジメントができるようになっていきます。
失敗を回避してweb制作を成功に繋げる方法
上記で解説した失敗例を基に、フリーランスとしての成功につなげるための方法を4つ紹介します。
実践すれば必ず失敗を回避できるとは限りませんが、収入アップや案件獲得につながりやすいでしょう。
フリーランスとして成功するためには、失敗を繰り返すことも大切です。
次に紹介することを実践しながら、自分なりの成功を手に入れてください。
Web制作会社や広告代理店から紹介と提携する
クラウドソーシングサイトを一般的に思い浮かべるかも知れませんが、競合が多く受注したとしてもほぼタダ働きになってしまいます。
そのため、最初は紹介などから取引を始め、徐々に上流工程の会社との提携先を増やしていきましょう。
具体的な方法はまた別の記事でご紹介するのでお待ちください。
実務経験を積んだうえでフリーランスに転身する
実務経験を積んだ上でフリーランスになるのも安全な選択肢です。
実務経験がない場合は、高単価案件や継続案件の獲得が難しくなります。
フリーランスへの転身を目指すなら、会社で働きながら独学やプログラミングスクールに通い、スキルを身につけることが重要です。
副業として徐々に仕事を受けながら、知識と経験を身につけていくのがいいかもしれませんね！
セルフマネジメントを怠らない
仕事とプライベートを自分で管理しなければならないフリーランスは、セルフマネジメントが大切です。
ライフワークバランスが乱れると、納期の遅れでクライアントの信頼を失ってしまう可能性もあります。
さらに仕事を大量に詰め込んでしまい、朝から晩まで働き続ける一人ブラック企業になってしまうフリーランスも少なくありません。
セルフマネジメントを怠らず、ライフワークバランスを大切にしましょう。
スキルアップも並行しておこなう
継続的な案件を獲得していくためには、仕事と並行してスキルアップしていく必要があります。
しかし、案件を獲得してタスクを処理しているだけでは、勉強の時間を確保するのは難しいでしょう。
Web制作者としてスキルアップを目指すなら、仕事をしながらでも効率よく学べるプログラミングスクールがおすすめです。
効率よくスキルアップしていくことで、より単価の高い仕事も受けられるようになります。
まとめ
Web制作者がフリーランスとして働くためには、セルフマネジメントやスキルを磨く努力が必要です。
ただ淡々と仕事をこなしているだけでは、思うような収入を得られないこともあるでしょう。
フリーランスのWeb制作者として、継続的な収入を得るためには、プログラミングスクールで知識と経験を同時に身につけるのことも選択肢の１つです。
挑戦するのも大事ですが失敗事例を知っておいて回避することも同じぐらい重要です。
フリーランスになる前によく頭に入れておきましょう！
