なぜこの記事を執筆しようと思ったのか
場所や時間にしばられずに稼げる仕事を探している方は多いのではないでしょうか。
また、独立したいけどどんな仕事が稼げるのかよく知らない人も多いのではないでしょうか。
インターネットの普及とともにデジタルサービスの需要が増えているため、スキルを磨けばフリーランスとして独立や成功するチャンスは十分にあります。
私自身独立する前はWeb制作の仕事がどのくらい稼げるか理解しきれていないことがありました。
そこで、本記事ではWEBフリーランスを目指す上で、どんな仕事が存在して、その仕事はどのくらい稼ぐことができるのかを解説していきます。
稼げる評価軸

WEBフリーランスの仕事は、初心者から上級者までさまざまな人に活躍の場があります。
ここでは、稼げる仕事を3つの評価軸で解説します。
WEBフリーランスとして独立したり収入を増やしたりしたい人は、以下の3つの項目を重視して案件選びをしましょう。
習得難易度
未経験でも報酬を受け取りながらスキルを磨けるもの、独学でスキルを磨けるもの、スクールに通わなければ習得が難しいものなど、さまざまなレベルがあります。
習得難易度が高かったり、習得までに時間がかかったりするスキルを身につけると、WEBフリーランスとしての市場価値が高まり、安定した報酬が受け取れます。
最近では大人向けプログラミングスクールも注目されているため、効率よくスキルを習得するために活用してみてください。
案件獲得難易度
WEBフリーランスの場合、案件を獲得するために営業をしたり案件に応募したりする必要があります。
未経験・初心者を対象に募集している案件は、比較的獲得しやすいですが中には業務実績や資格がなければ応募できないものもあります。
効率よく案件を獲得したいのであれば、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオとは、スキルや過去の実績を証明するものであり、内容を充実させられれば案件を獲得しやすくなります。
単価
WEBフリーランスは会社員のように毎月固定の給料が発生するわけではありません。
案件によって単価が異なり、単価に応じて毎月の報酬が決まります。
初心者や未経験者でもできる案件の単価は安く、上級者やスキルのある人しかできない案件の単価は高いのが一般的です。
駆け出しであれば案件の数をこなすことも大切ですが、徐々にスキルを磨いて単価の高い案件にも挑戦していきましょう。
スキルを磨いて稼げるWEBフリーランスの仕事6選

スキルを磨いて稼げるWEBフリーランスの仕事を6つ紹介します。
それぞれの仕事の特徴は、以下のとおりです。
習得難易度 | 案件獲得難易度 | 単価 | |
Webライター | 低 | 低 | 5,000円~3万円 |
グラフィックデザイナー | 低 | 低 | 5,000円~5万円 |
動画編集 | 低 | 中 | 1万円~5万円 |
プログラマー | 高 | 中 | 2万円〜50万円 |
Webデザイナー | 中 | 中 | 5,000円~10万円 |
Webマーケター | 高 | 高 | 3万円〜20万円 |
それぞれの仕事内容を詳しく解説します。
Webライター
Webライターは、Web上のライティング全般をする仕事です。
専門的な分野でライティングをするのであれば資格が必要な場合もありますが、基本的には専門知識がなくてもできるため比較的初心者でも挑戦しやすいです。
ただ文章を書くだけではなく、Webサイトの入稿時に装飾や画像挿入を依頼されたり、検索されやすくなるSEO対策が求められたりする場合もあります。
案件の獲得難易度はそこまで高くはなく、SEO対策まで実施できるとさらに案件は獲得しやすくなります。

SEO対策までできるようになると単価もぐんと引き上がるのでおすすめです。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、画像・ロゴ・バナー・アイキャッチなどの編集や作成をする仕事です。
簡単なものであれば文字を挿入する作業で済みますが、難しいものであればWebデザイナーと組んでゼロからデザインを考えなければなりません。
そのため、編集スキルだけではなくコミュニケーション能力も必要になる案件もあります。
デザイン系ソフトの利用経験があると、高単価の案件を受けられる可能性が高いです。
動画編集
動画編集は、専用のソフトウェアを使って映像や音楽素材を編集する仕事です。
効果音・ナレーション・BGMなどを入れ、テロップ・切り抜き・フィルターなどでユーザーが魅力を感じるような動画作成が求められます。
YouTube・Instagaram・TikTokなど近年はショート動画の市場が拡大しているため、収入を得るチャンスがつかみやすいです。



動画編集ではコンテンツの企画などもできるようになると単価が上がりますね!
プログラマー
プログラマーは、フロントエンドのWebページ制作やバックエンドのITシステムの設計・開発・運用・保守などの仕事です。
たとえば、オンラインショップでは見栄えを整えサイトの見た目を制作するのがフロントエンドで、サイトの中の会員情報の管理や決済機能の搭載などをするのがバックエンドです。
プログラミング言語を習得する必要があり、取得難易度は言語によって差はあるものの一般的に難易度は高いため、専門性が高く、報酬が期待できます。
一方で、クラウドソーシンのレッドオーシャンでは競合が多く、安価で受注する場合がほとんどなのも事実です。
そのため、営業先をしっかりと見極め発注単価の高いブルーオーシャンで受注することが重要になります。
スキル習得の難易度は高いため、プログラミングスクールなどで学ぶのも1つの手です。
スクールに通って目指す場合、こちらの記事に目を通しておくとイメージがつきやすくなると思います。


Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトの構成・レイアウト・色合い・装飾・ロゴ・アイコンなど、ユーザーに見える部分をデザインする仕事です。
依頼者は企業や個人を問わず、デザインするものにはホームページ・LP(ライティングページ)・ブログなどさまざまな種類があります。
PhotoshopやIllustratorのようなスキルに加えて、クライアントの意向を汲み取るためのコミュニケーション能力と理解力が求められます。
デザイン
Webマーケター
Webマーケターは、商品・サービスの認知・売り上げを拡大させるために戦略を立てる仕事です。
広告やSNSの運用代行・SEO対策・アクセス解析などが該当し、広告運用者やSEOディレクター、SNSマーケターと呼ばれることもあります。
成果物を販売するわけではなくサービスであるため、実績がないと案件は獲得できない分単価は高いです。
CRM・SFA・MAなどのツールを駆使して市場調査や競合サービス調査などをしたうえで、新しい立案やコンテンツ企画の提案などが求められます。



btobのクライアントワークができると単価はかなり
引き上がります。
稼ぎたい月収別のパターン


月収別にWEBフリーランスとして稼ぐ人たちの特徴を解説します。
月5万円〜10万円:本業をしつつゆっくり稼いでいきたい人
月5万円〜10万円を目指すのであれば、本業をしながら副業としても挑戦しやすいです。
平日の夜や休日を使ってこなせる簡単な案件を中心に探してみてください。
初心者でもいくつかの案件を受けて慣れてくると、安定して副収入が得られるようになります。
フリーランスで月30万円〜50万円でフリーランス一本で稼ぎたい人
月30万円〜50万円を目指すのであれば、フリーランス1本に絞るのが賢明です。
これだけの報酬を得るためには、スキルが求められるのはもちろん、迅速な対応やまとまった作業時間の確保が必要になるからです。
案件単価の高いものを受けるのであれば、クライアントからの修正にも素早く対応する必要があるため、いつでも連絡が取れるような環境づくりをしておきましょう。
フリーランスとして月100万円以上バリバリ稼いでいきたい人
月100万円以上を目指すのであれば、ハード面の業界的なスキルとクライアントワークスキルが高いことが必須となります。
上流工程の業務の割合が高まることが多く、プロジェクト管理やディクレクターなどの品質担保をする立場になる人が多いです。
ハード面の高いスキルももちろん必要ですが、単価が高くなるとクライアントのレベルも上がってくるため、クライアントワークができるようにならなければ継続発注が続かなく安定して稼ぐことはできません。



ただよい成果物を出すだけでは100万円稼ぐことは難しく、そこに付加価値をつけるような奥行きの深いコンサルサービス的なことも提供できるようになるといいですね!
まとめ


働き方の多様化とともにWEBフリーランスとして活躍する人が増えています。
一概にWEBフリーランスといってもさまざまな職種や難易度があります。
稼いでいくためにはどの仕事でもまずは小さな案件からこなしていき、実績を積んでいくことが重要です。
この記事をご覧になって将来のキャリアが明確になれば幸いです。